基盤研究(B) H30~R3(H33) 科学研究費助成事業(科学研究費補助金)
課題番号:18H03154 研究課題名:「運動学習速度を規定する神経生理学的要因」
2018年度:9620千円 (直接経費:7400千円, 間接経費:2220千円)
2019年度:2340千円 (直接経費:1800千円, 間接経費:540千円)
2020年度:4940千円 (直接経費:3800千円, 間接経費:1140千円)
2021年度:780千円 (直接経費:600千円, 間接経費:180千円)
分担研究者:門田 宏 (高知工科大学 総合研究所 准教授)
分担研究者:宮崎 真 (静岡大学 情報学部 情報科学科 教授)
分担研究者:山中 健太郎 (昭和女子大学 生活機構研究科 准教授)
分担研究者:中澤 公孝 (東京大学 大学院総合文化研究科 教授)
分担研究者:野崎 大地 (東京大学 大学院教育学研究科 教授)
分担研究者:牛山 潤一 (慶応大学 環境情報学部 准教授)
分担研究者:河野 豊 (茨城県立医療大学大学 保健医療学部 教授)
連携研究者:萩尾 翔大 (東京大学 教育学研究科 研究員)
研究背景と目的
体育の授業やあらゆるスポーツ場面で,「なぜ彼/彼女は初めての運動でもすぐできるのに,自分は何度練習してもできないのか」と感じたことのある人は少なくないだろう。一般にその違いは“センス”,“運動神経”,“遺伝”と言った言葉で表現され,すぐにできない人の中には苦手意識が根付いて運動習慣を持たなくなる人も少なくないと考えられる。本研究はこの両者の違い,すなわち運動学習の早さは何によって規定されるのか,その神経基盤の特徴を抽出することを目的とし,次の3つのアプローチからこれを明らかにする。①脳機能に着目したアプローチ,②脳と筋の関係に着目したアプローチ,③筋間の制御に着目したアプローチ。また,それらの特徴を獲得するための方法の開発を目指す。
進捗状況等,公開可能な範囲で随時公開していく予定である.